REPORT

高松青年会議所のメンバーの活動をご覧ください

2017年2月28日までエントリー募集していた学生版高松人間力大賞2017ですが,3月16日(木)に書類審査を行い,ファイナリスト5名が決定しました。

今回は,ファイナリスト5名の紹介をいたします(五十音順)。

なお,青年版高松人間力大賞のファイナリストはこちらからご覧ください。

 

新 垣   葵 様

◆所属団体◆

香川大学STEP

◆活動内容◆

先進国の肥満と発展途上国の飢餓という2つの問題を同時に解決できる仕組みTable For Two(略してTFT:直訳すると「二人の食卓」私がご飯を食べる食卓の向こう側には一緒にご飯を食べる誰かがいる)という活動をおこなっています。TFTはヘルシーなメニューを先進国の人々が食べてカロリーをオフすることで途上国の子どもたちのカロリーをオンするものです。具体的に大学内ではヘルシーな学食を私たち団体で考案して学生たちに買ってもらい、その売り上げの一部をアフリカの子どもたちの給食費にあてています。ただヘルシーなだけでは学生は買ってくれないので、学生受けのする食べごたえのあるもの、普段自分で作らないような特別感のあるものを心がけています。

また、フェアトレードに関わる活動をしている香川県内の団体が集まって開かれるマルシェに参加し、ここでも素材に気を付けたクッキーを売って売り上げの一部を支援金にあてています。

 

香川県立坂出商業高等学校 2年4組 様

◆活動内容◆

学校での学びを生かし、実社会で実践する力を磨く取り組みとして、1993年に坂商デパート(現・坂商フェア「セキレ」)を開業。以後15年間校内にて実施してきたが、2009年より地元商店街を会場として開催し、2016年には子ども向けサービスお仕事体験「キッザリア」をオープンし、体験店舗を実施。

店舗企画を通して様々な企業からの協力を得て、職業に対する知識を習得。また、店舗企画実施時には習得した職業に対する知識を活用し、地元企業の紹介を子どもたちにわかりやすく伝えることで、子どもたちの職業に対する興味を促す取り組みを実施した。

坂商フェア「セキレ」を通して商店街に活気が戻り、人々で賑わうような活動を今後も行っていきたい。また、商業高校生として地元の子どもたちに、ビジネスに関心を持ってもらい、職業に対するイメージを持ってもらうことで、将来地元で活躍する子どもたちを増やすことができるのではないかと考えている。

 

高松中央高等学校 ボランティア同好会

◆活動内容◆

清掃活動をはじめ、祭りなどのイベントにも積極的に参加し、地域貢献を目的に活動。また、活動範囲は地域にとどまらず、募金活動等国際協力も行う。平成23年創部と新しい同好会でありながら、平成26年5月には「みんなで子供を育てる県民運動」で高校生として様々な活動をしていることを認められ表彰を受け、平成28年10月には「高松市環境美化推進運動功労者」に選ばれ団体部門で受賞。

具体的な取り組みとしては、毎月行う校外清掃、校内においてペットボトルキャップを集めてワクチンに代える活動、点字絵本の作成を通した点訳の勉強などである。また、丸亀バサラ祭りや老人医療施設の夏祭りなどのイベントの手伝いや、世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためにユニセフを通じて募金活動を行っている。

たくさんの人々が笑顔になれるように、「今、何ができるか。何をしてあげられるか」を考え、実行できることは少しでも実行に移していきたいと考えている。

 

香川県立多度津高等学校 写真部 様

◆活動内容◆

校内の記録撮影や町内の撮影会を中心に活動しています。各種写真コンテストにも数多く応募し様々な賞を受賞しました。近年では撮影を通じての地域交流を積極的におこない、年間を通じてイベントやボランティアに参加しています。

「たどつ街灯り」という地元住民からの要望でスタートしたプロジェクトでは、多度津町の歴史ある中心部を、灯りを利用して少しでも活気ある街にしようと取り組みました。これまで約10回の街灯りを実施し、地域の皆さんに喜ばれています。

また、多度津町のホームページ写真や図書館の写真展示などの情報発信のほか、「民家の甲子園」では、地元の古民家や街並みを写真で伝え、伝統ある街並みを残そうという主旨の大会で、2年連続で文部科学大臣賞を受賞しました。

そして、多度津町の各種イベントでは、我々は記録撮影係として参加し、記念写真のプレゼントや、ものづくり企画などにより地域の皆さんと楽しみながら活動しています。

頼 富 光 平 様

◆所属団体◆

学生団体cocokara

◆活動内容◆

2011年11月に3大学8名にて設立した非営利活動任意団体。過去からのリベンジ組が多かったため、本音を語り合える居場所づくりと個々のやりたいことを応援しあう事から出発。その後まちづくり・教育分野を中心に地域活性化と対話の場づくりを展開。一時団体崩壊の危機に陥るが、2015年に拠点をココカラハウスに移し組織を改変し現在に至る。

若者の若者による人材育成集団という軸のもと、「居場所と地域と社会をつなぐ活動」「子どもと地域をつなぐ活動」「島活性化プロジェクト」の三本柱で活動。若者が自分自身について見つめ合いながら、自分のしたいことを提案することでアイデアが生み出され、実現へと導いている。それらの経験を通し、地域活動に積極的に参画し、地域で活躍できる人材を育てている。学生が学生を育てる集団である学生団体cocokaraには1人1人が成長し合っている姿があり、新しいものを生み出すことができる強みがある。

 

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