REPORT

高松青年会議所のメンバーの活動をご覧ください

「明日は特別スペシャルデー♪一年一度のチャンス♫OH ダーリン♬」

 

 

 

 

「ルナちゃんご機嫌だね?今日はなんか良い事あった?(そういえば今日はバレンタインだけど、ルナちゃん当然俺に本命チョコくれるんやろな?)」

 

 

 


 

登場人物紹介

渉外委員会幹事 高橋瑠奈。2017年度渉外委員会幹事。本職は行政書士。あだ名はルナちゃん。地域のオジサマ達に妙な人気がある。

 

 

渉外委員会幹事 吉田明央。2017年度渉外委員会幹事。本職は弁護士。あだ名はヨッシー。地域のマダム達に妙な人気がある。


 

 

「やだヨッシー覚えてないの?今日はバレンタインデーじゃない!ヨッシーに日頃の感謝の気持ちを込めて、手作りチョコを作ってきたよ♡」

 

 

 

 

「ホント?ありがとうルナちゃん!じゃあありがたく・・・」

 

 

 

 

「ちょっと待った・・・!」

 

 

 

 

「え?!」

 

 

 

 

「その前に今日は一つヨッシーに男性代表としてバレンタイン事情についてお勉強してもらいます!渡すのはそれが終わってからね!」

 

 

 

 

「はい・・・(めんどくせー)」

 

 

 

 

「ヨッシー、今市販の高級チョコじゃなくて手作りチョコをくれるなんて、瑠奈ちゃんは男性に心理的プレッシャーを与えず、それでいながら素朴で家庭的で堅実でなんて良い子なんだろう!って思ったでしょ?」

 

 

 

 

「え?・・はい。(正直そこまで深く考えてないよ。)」

 

 

 

 

「やっぱりね!それ間違い。大間違い。今回は一見リーズナブルに見える手作りチョコを渡すまでに、女性がどれほど苦労しているのかイケメン弁護士のヨッシーにお勉強してもらいますね!」

 

 

 

 

「はい・・・(貰えるなら貰って早く立ち去りたい)。」

 

 

 

 


まずこれが今回チョコを包装するために買い揃えたラッピング類!包装紙、メッセージカードetc、、、こちら義理チョコ分のみの値段で、税抜き合計2180円になりました。

 

 

次に肝心の中身。今回はガトーショコラを作るために普段絶対買わないようなクーベルチュールチョコレートや焼き型、粉砂糖なんかも買ってきたから材料費は合計で、税抜き2880円になりました。

 

 

 

卵をといて~

 

 

混ぜて~

 

 

混ぜてー

 

 

流し入れて

 

 

焼く!

 

 

そして洗い物。

 

 

ラッピングして~出来上がり!

 

 

 

「ここまで所要時間約3時間。香川県の平成28年度の女性の最低賃金時間額が742円であることから、ガトーショコラ作成にかかる役務代は2226円となります。本職が弁護士のヨッシーならご存知ですよね?」

 

 

 

 

「はい・・(そこも加算するんか・・)。」

 

 

 

 


「以上全て合計すると7286円!渉外委員会男性1人あたりのコストは1040円!義理チョコにかける平均の価格が500円前後という統計もあることからすれば、平均の2倍近くものコストがかかっているわ。手作りチョコは意外と高くつくことがわかったかしら?」

 

 

 

 

「なるほど、確かに!(あの一回り大きい本命用チョコは僕のでしょ?貰えるなら貰ってさっさと立ち去りたい!)」

甘くほろ苦いチョコの経済効果は?!

「ところでヨッシー、日本では1936年にお菓子で有名な「モロゾフ」が掲載した公告がきっかけでバレンタインが広まったといわれているのだけれど、周知の通り日本では現在一大イベントとして定着していて、2015年時の経済効果は1080億円と推計されているそうよ。」

 

 

 

 

「へー。そんなに経済効果があるなんて知らなかった!(その大きい方僕用なんでしょ?貰えるなら早く貰って立ち去りたい・・・。)」

 

 

 

 

「バレンタインにはチョコ以外のプラスαの部分でも経済効果があるといえるものね。本命に対してであれば更に一緒になにかをプレゼントしたり、食事をご馳走したり、ホテルに宿泊したり・・・考えたら様々な消費行動を伴うわよね。

私が最近面白いなと思ったのは高松市ではバレンタインにあえて男性が女性にお花を贈る『フラワーバレンタイン』をPRするイベントが近年恒例になっているということかしら。

いずれにしても今回バレンタインで生じた経済効果と同等もしくはそれ以上の消費行動がホワイトデーではなされるということでしょうね!(チラっ)」

 

 

 

 

「・・・(なんかすごいプレッシャーを感じる・・。)」

 

 

 

 

「さあ、ヨッシー好きな方を選んで!あなたが欲しいのはこの大きなチョコレート?それともこの小さなチョコレート?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「小さいほうのチョコレートが良いです!!(泣)」

思いやりと感謝の心も倍返し?!

ここまで男性にはプレッシャーを与えるようなことを述べてきましたが、市販のものでも手作りでも、本命チョコでも義理チョコでも友チョコでも社交チョコでも、そのチョコを贈る背景には贈り手の受け手に対する思いやりと感謝の心があります。相手を思いやる気持ち、和を重んじる心、まさにバレンタインは西村理事長の掲げる『和顔愛語(わげんあいご)』の精神を体現するイベントともいえますね。

バレンタインとそのお返しで思いやりと感謝と経済も回して、みんなでハッピーになりましょう♡

 

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